2019年度もジョンソン&ジョンソンの助成金を得て開催しています
「パートナーシップと子育ての良い関係」
【産後講座】を6/2(日)に、【産前講座】を7/20(土)に終えました。
去年は、託児責任者をしていて、講座には参加していなかったkyokoです。
今年は企画からしっかり関わりました。
この講座では、夫婦でゆっくりコミュニケーションをとってもらうことを大切にしています。
ですから、お子さまは託児ボランティアさんにお預けいただいています。
産後講座となると、出産後1年以内のおこさまをお連れいただくことになるので、お子さまひとりに大人がひとりついています。(3歳以上は子ども数人に大人ひとり)
去年は、ボランティアさんも子どもも10人以上!、という講座もありました。
a little の活動に賛同してくださり、快く託児ボランティアを引き受けてくださる方が何人もいます。
ベテラン託児ボランティアさんから、助産師さんや保育士さんも来てくださり、安心して預けていただけました。
今回も生後2か月になっていない赤ちゃんを連れてきてくれました。
保育士の友人が託児ボランティアとして参加してくれて、愛おしそうに抱っこしていました。
講座の中では、
「夫婦や家族だけで産前産後を乗りきろうとしないこと」
をお伝えしています。
今の社会では「ひとりでなんでもできること」を優先してきて
だれかに「助けて」というのは少しハードルがあるように思います。
家事サポートにもハードルがあるかもしれません。
でも
この講座に参加してくださるということは、すでに
託児ボランティアさんやa little の手を借りて、自分たちの時間を作っている
ということでもあります。
そうして参加してくださったことがとても嬉しいことであり、
誰かの手を借りて、女性は産前と産後の1ヶ月ゆっくり養生してほしいですし、
男性もご自身の中に自分とパートナーを大切にするスペースを残してくださいね、
と思っています。
さて、講座の内容は去年からさらに議論を重ね、作り上げています。
何度、ミーティングをしたことでしょう。
運営スタッフそれぞれが自分の産前産後を振り返りました。
それぞれに、ふたをしていた、しんどかった記憶が何度も開きました。
そんな私たちの産後リアルや、家事サポートやa little の活動で出会うたくさんの声を集めて、【産前講座】で配布しました「産後リアル!事件簿ファイル」ができあがりました。
産前産後の嬉しかったこと、しんどかったことをお伝えしています。
誰一人、同じ産前産後はないのですが、
しんどかったことを回避するために、こうしたらよかったということが可視化できます。
そんなそれぞれの産前産後をお伝えした後は、バースプランを作成します。
今の状態を見つめ、数値化して、どうすれば満点に近づくかな、と
夫婦で、そして講師も一緒に考えていきます。
【産後講座】では1週間の心や体の状態を振り返ります。
睡眠や食事のこと、自分の時間はもてたかな?
産後、子育てしながらの毎日は目まぐるしく、
自分のことをふりかえる時間はなかなかもてません。
自分の心と体を見つめなおし、言葉にしてグループやパートナーに伝えます。
他の夫婦のカタチを知った時、共感もあれば、こんなカタチもあるのか、という驚きもあります。
行政の両親学級にはない、夫婦で産前産後を共有する時間を持っていただける講座です。
今年度はさらに2回ずつ開催します。
【産前講座】
10/26(土)
2020年2/29(土)
【産後講座】
9/29(日)
2020年3/7(日)
【申し込み先】次のフォームにご記入ください。
https://forms.gle/zgSwkbiD4ba9ytNt6
産前から夫婦で産後をイメージし、
産後のあわただしい時間にパートナーシップが大きくずれてしまわないように、
講座を利用して、夫婦の時間を作っていただけたら嬉しいです。
(kyoko)
マタニティ期の方に参加いただけいる講座を開催しています。詳しくはこちらのページをご覧ください。