【開催報告】地域子育てサポーター養成連続講座②シンプルな質問で身につく分かり合う対話術

7/8(月)地域子育てサポーター養成連続講座②
シンプルな質問で身につくわかりあう対話術
開催しました。

認定NPO法人ムラのミライのメタファシリテーション初めての方から、もう数回受けているa little スタッフまで
あっというまの2時間でした。

メタファシリテーションでは「事実質問」という手法を使います。
「今日はどうだった?」
「なんで○○したの(しなかったの)?」という
考えさせる質問ではなく、
思い出せる質問をしていきます。

今回は、参加者がもってきたモノからひとつ選び、
「それはなんですか?」
と聞くところからスタートしました。

私はとなりのRさんと。
私「それはなんですか?」
Rさん「ふでばこです(かわいいくまちゃんの顔がついている)」
私「いつ買ったのですか?」
Rさん「もう15年くらい前になります」
私「どこで買ったのですか?」
Rさん「○○です。ふらっと寄ったときに目について買いました。」
私「これ以外にふでばこをつかっていましたか?」
Rさん「いえ、これしかありません。。壊れないし、やぶれたりもしないので使い続けています。結婚してからは自分のものをそんなに買わなくなりましたし。。」

(あれ?15年も使っていてすごくお気に入りかと思いこんでいたけど、そうではないのかな?)

自分が思い込んでいたことに気づき、そこからは、
「一番最近自分のために買ったものはなんですか?」
と話をつなげてみました。

Rさんははじめての「事実質問」の質問を考えるのに「苦労した」と話していましたが、
質問される側の時は、「どんどん話がはずむ!」と驚かれていました。

「事実質問」は答える側は思い出すだけでいいので、
とても話しやすく、そしてうまく伝えられたという自己肯定感があがります。

この対話術は、子どもとの会話や、友人・家事サポートでのやりとりにとても役にたっています。

何度か続けて受講することで、
実践でうまく使えるようになってきます。

次は2月に開催します。

(kyoko)