地域子育てサポーター養成連続講座③産前産後の行政・民間サービスと実際の現場の様子について

7/15㈪「産前産後の行政・民間サービスと実際の現場の様子について」を講師 a little スタッフ 坂本恭子で開催いたしました。
リトルのスタッフの恭子さんがこの日にために、今まで蓄えてきた知識と新たに調べたことを200%満載した、大変学びの多い2時間でした。産前産後のあらゆるサービス・サポートにかかわる人、そして、これから産前産後を迎える人全てに聞いてもらいたい講座となりました。
産前産後になぜサポートが必要なのか、どんなサポートがあるのか、なにが足りないのか?・・・などの包括的なお話が聞ける講座もなかなかお目にかかったことがないですが、この講座は一歩進んだところまで踏み込んでいました。
最初に参加者の皆さまに「どんなサポートを受けたことがありますか?」と聞くところからはじまり、使った方は感想を、使わなかった方はなぜ使わなかったのか?ということをシェアしました。
産前産後のサービスは、行政が行っているヘルパーやファミリーサポート事業、そして、リトルの家事サポートなど民間が行っているものがあります。特に、リトルの家事サポートはその人に寄り添ったサポートを心がけているのだなと感じました。
講座の中で特に興味深かったところは、リトルメンバーが実際行った産後ケアプランの実践報告と、そのお金がどのくらいかかったか(そこ大事ですよね?)、そして、これを行ってみてどうだったかというお話が聞けたところです。実際にかかるお金は想像していたより安く、ご本人も満足な産後ケアを行われたということです。参加された皆さんも、実践に基づくお話で産後ケアの重要性を再確認できたと思います。
講座の最後には、いくつかのケースによる、産後ケアプランを作るというワークショップもありました。
産前産後ケアはひとりひとりで必要なところが違います。そして、妊産婦の皆さんが、なんの知識もなく、このプランを立てることはとてもハードルが高いと感じました。そのために、赤ちゃんを迎える親御さんがご自身にあったプランを考えてくれるプランナーのような方が必要なのではないかとあらためて実感しました。近い日に、リトルの地域子育てサポーターがその役割を担える日が来ることを祈っています。
(記:kana)