認定NPO法人女性と子ども支援センターウィメンズネット・こうべを訪問してきました。

認定NPO法人女性と子ども支援センターウィメンズネット・こうべ(通称:ウィメンズ)は、DV被害や社会的要因などで困難な状況にある女性と子どもの支援を行っている団体です。相談からシェルターでの緊急一時保護、その後の生活再建までの総合的支援や、生きづらさを抱える女性とその子どもの支援、その他啓発活動を行っています。

a little の事務局の3人で訪問させてもらったのは、JR新長田にあるオープンスペースWACCA(わっか)さんです。2人の女性が笑顔で迎えてくれました。

WACCAプロジェクトは、困難を抱える女性やシングルマザーと子どもたちの孤立感を解消し、安心や自信を回復し、人や社会への信頼感を取り戻し、生活再建を支援することを目的にしています。女性・シングルマザーとその子どもたちの居場所と仲間作りの場づくりをしています。

WACCA https://wacca-nagata.jimdofree.com/

ウィメンズの事務所に所は安全のために非公開ですが、WACCAさんでは誰でもふらっと立ち寄れるスペースで、会話の中でぽつりとでる言葉を包み込む場所です。

食糧支援、子どもたちの学習支援、相談などをされています。コロナの影響でたくさんの人が一度に集うようなイベントはできなくても、ふらっと立ち寄れる場所があることでお一人お一人とのつながりが絶えないように出来るとのことです。

室内はすっきり清潔感がありホッとできる空間です。キッズスペース、自由に利用できる図書のスペース、情報コーナーなどもあります。

a little では2020年度より「半径1.5キロで脱ワンオペ育児 ひとり親家庭への子育て支援」事業をスタートしたので、ウィメンズネット・こうべさんのように先駆的な活動をしている団体さんから勉強させてもらっています。

ひとり親同士で集える場所は多くなく、WACCAさんにも阪神地域のかたが多く利用されているそうです。

家探しの支援もされています。

ひとり親家庭の抱える背景は様々なものがあり、ウィメンズネット・こうべさんのようにDVによりひとり親になった方を支える活動を長く続けてこられたことは大変な苦労があったと同時に利用される多くの方にとって命綱になりつつけているのだと思います。

a littleでは家事サポートのスキルを活かして家庭の中に入り、日々の暮らしの中にある家事育児の負荷を軽減するお手伝いをします。

いろんな背景を抱えていることを想像しながら、サポート先の方の選択を応援する近所のおばちゃんになりたいと考えています。

8月から4組の方のサポートに入ります。働いてる方ばかりなので土日のサポートを希望されている方が多いです。

まだまだこれからですが、新しいフィールドの延長線上にa littleの目指す「すべ生涯を通して自分らしくいられる社会」をイメージし、名前の由来でもある「できることはほんの少し、だから分かち合いたい」を心を胸に丁寧に進めていきます。

事業のHPです↓

https://alittle.sakura.ne.jp/kajisuppo/

一緒に活動してくれる仲間、応援してくれる団体・個人も募集しています。

詳しくは上記のHPをご覧ください。

1番下の写真はWACCAさんと同じフロアにあるチャリティショップFREEHELPさん

売り上げの一部をWACCA さんの活動に寄付しているそうです。地域で実質的なな助け合いを生み出しているのを目の当たりにして、元チャリティショップ勤務の私の夢は広がりました。

突然の訪問を快く受け入れて頂き感謝します。

ありがとうございました。

(さかぐちゆうこ)