a littleな人 細見葉菜さん

alittleと出会って

ゆうこさんからlittleな人の文章を、とお話をいただいて、何を書いたらいいだろうと、あらためてブログで他の方たちの紹介文を読ませていただきました。


それぞれの方のきっかけ、関わり方、思いが溢れていて、読んでいてじんわり心が温かくなりました。思えば、そのゆるやかなつながりが、知り合いの少ない関西での生活、子育てのなかで、わたしの支えになっているんだと思います。

リトルとの出会いは、1人目の育休中、夫が時短料理の講座のチラシを持ってきてくれたことだったと思います。その後、ワンデイカフェや2人目の妊娠中には産前産後のパートナーシップ講座、そしてバースレビューの会などに参加させていただきました。今年に入ってからはコロナのこともあり遠ざかっていましたが、夢会議という場に声をかけていただいて、社会の変化も一緒に考えられるリトルの場は、わたしにとって必要と確信しました。


子どもを預けている保育園の園長先生があるとき、子どもの成長には3つの「あ」が必要とお話されたのを思い出します。

あんしん、あこがれ、あてにする・されるの3つです。大人も同じかなと感じました。10年間ドラッグストアで販売員として働いてきましたが、最初は仮の場所のような気持ちで働いていたのが、いつしか自分の居場所のひとつにもなっていました。そこには「あこがれ」たとえば先輩の姿があり、あてにするだけでなくあてにされる経験が増えてきたことも大きいと思います。けれども、小さい子どもたちと生活する今、仕事との狭間でつい頑張りすぎてしまう自分、求められる役割にこたえようと抱え込んでしまう自分に、時々疲れて爆発してしまいます。

そんな時、なにものでもない自分をそのまま受け入れてくれるような「あんしん」がリトルの場にはあります。仕事ではなかなか感じられない、立ち止まって考えることが大事にされる場所です。
いずれは、自分が悩みどうにかしたいともがいてきたことを、次の世代、誰かのために還元したい、勇気づけられる存在になりたいと思っています。そんなささやかな気持ちのそばにも、リトルの存在があります。これからも一緒に学び考え続けていけたら嬉しいです。 (細見葉菜)

細見さんの個人的な、でも誰にも大切な夢を9月の夢会議で語ってくれました。すでにが伝承者のための学校を卒業しているがなかなか実践の場がないとのことです。さっそくプロジェクトを立ち上げ、準備を始めました。まずはアウトプットする場所を作っていこうというものです。そこから広島を訪問し学びの時間を一緒に取ろうということになりました。原爆資料館の訪問、被害者との対面をしに行きます。12月初旬を考えていますので関心のあるかたはおこえかけください。(さかぐちゆうこ