第2回地域共生連携会議 「ひとり親支援と地域連携の重要性」 を開催しました

第2回地域共生連携会議 「ひとり親支援と地域連携の重要性」 を開催しました

「住まい」を取り巻くひとり親家庭の厳しい現状は、コロナ禍でさらに悪化

孤立しないために、さまざまな方法で関わる第三者の目が必要

2020年1月18日(月)に、西宮市市民交流センターにて、「第2回地域共生連携会議「コロナ禍のひとり親家庭の現状」」を開催しました。ひとり親家庭が利用しやすい支援を実現するため、同分野で活動する団体・行政・個人との情報交換、連携を図ることを目的に開催し、支援団体スタッフ9人、行政スタッフ3人、市議会議員3人の計15人が参加しました。

葛西リサ氏(追手門学院大学地域創造学部准教授)を迎えを迎え、ひとり親家庭が住まいを確保する時に直面する課題や、平時から厳しい居住環境がコロナ禍でさらに深刻になっている現状をお話いただきました。続いて、a littleから、料理や掃除といった家事・対話を通じて支援する「家事サポート」を利用したひとり親家庭の状況を紹介しました。その後、各参加者から、ひとり親家庭への支援活動の状況や課題を情報共有しました。

この会議を通じて、住まいの喪失は社会との接点や子どもの養育環境をも奪ってしまうこと、ひとり親家庭が孤立しないためにシェアハウス、子ども食堂、家事支援といった様々な形で第三者が関わることの重要性を確認しました。