第3回地域共生連携会議を開催しました。

NPO法人a littleは、2021年7月7日(水)に、西宮市市民交流センター(西宮市)にて、第3回「地域共生連携会議」を開催し、子育てや生活支援に取り組む市民団体や行政職員、個人など11団体13人が参加しました。当会義は2020年度から引き続き行っている「地域共生連携会議」の3回目にあたります。

西宮市のひとり親支援のための情報交換・ネットワークづくりを目的としています。今回は参加団体の意見交換に時間を割き、役割の違いを超えて支援における課題や考えを共有しました。意見交換の方法として、認定NPO法人こまちぷらす(横浜市戸塚区)が開発した「はっぱのワーク」を用いました。20枚のはっぱ型のカードにa littleの家事サポートのサポーターの「声」を掲載し、参加者が気になるはっぱを取り上げ、その感想を発表していただきました。



「はっぱのわーく」
家事サポートサポーターの生の声を掲載。20種。

地域の中でさまざまな人が誰かを見守り、手助けできる環境を整える第一歩になればと思い開催しましたが、大きな成果が得られたと感じています。回数を重ねながら、西宮市全域に助け合いの循環が広がればと思います。次回は、地域共生連携会議は、2021年9月末に開催する予定です。

参加者からのコメント(一部)

 ・ひとり親家庭の現状や、a littleさんの取組の大切さを知ることができました。また、当事者の状況を深くみることで、課題の理解を深める機会となった。

・初めての参加でしたが、様々な立場の方がおり、役割事に話す内容や切り口が違うことが興味深かったです。つながりにくい方と支援をつないでいく際し、各々の役割が分かることでいつかどこかにつながるかもしれない、という期待も持てた。

・NPO法人等がそれぞれでされている会議体に参加する機会があまりなかったので、良い機会でした。

・私自身の勉強になったうえに、未熟な団体なのでどんな活動をしているかを少しでも知ってもらえたらありがたいと思いました。また、他の団体様の活動や思いなどもお聞きすることができ本当に良かったです。

・もっと時間があればと思えるほど楽しい時間でした。

・色々な方が同じように悩みながら日々それぞれの活動に取り組まれていることがよくわかりました。自分もこれからトライ&エラーを繰りかえして、自分の周りにいる誰かのケアをしていきたいと思いました。

・結局、人とのつながり。「連携」が大事なんだとまとまりました。「なりたい自分」になるためのお手伝いができ、ご本人がご自分を好きになれるお手伝いができれば、私達も嬉しいです。


2グループに分かれて意見交換しました。