地域子育てサポーターって何?

a littleのメンバーの大和です。

5月・6月と地域子育てサポーター養成講座を開催しました。
(7月の講座は大雨のため10月に延期)
この講座は5月~来年の3月までの連続8回の講座です。
この講座を開催する企画段階で、私たちバックヤードのメンバーは、
何度も何度も話し合いを重ねました。
その中で「地域子育てサポーター」って何する人?どんな人?だれのこと?
たくさんの?マークが飛びだしました。
だれのことか分からなかったら、参加者を募れない。
その講座を受けて、サポーターになったら何ができるか分からなかったら魅力が分からない。
養成っていうけれど、実態が分からないのに養成できないんじゃない?
エトセトラ・エトセトラ…。
そして、答えの出ないまま、
講座スタート。
この講座を参加したら、何か資格が与えられるものではない。
市民として、地域の中で何ができるか一人ひとり考えて欲しいし、
その答えは違うだろう…。
とちょっと乱暴ながらも、参加者を募集し実施に講座をスタートしています。
現在のところ、3月末までの講座の申込者の数は20名以上です。
(1回だけの方もいれば、8回連続参加の方も)
漠然としたところから始まった講座にたくさんの方に関心を寄せていただいていて、
とても感激しています。
私も企画者の一人として、企画段階から今にいたるまでに何度も「地域子育てサポーター」ってなに?
私はどんなサポーターになりたいのと考え続けています。
確固たる答えはまだ見出していません。
でも、こうやって考えることが、大切だと思っているし、
a littleのメンバーとそれをシェアすることも私の成長に大切だと感じています。
講座の中でも、実際に参加者の人に考えてもらう時間を取っています。
8回講座に毎回参加するたびに考える。先月の自分の考えとは違うかもしれないし、同じかもしれない。
考え続けています。
さて、2回目の講師の原康子さんの考える「地域子育てサポーターとは?」
その答えに、私はうなってしまいました。その通り!と。
a littleの理念そのものだったので、ここにご紹介します。
「ご機嫌さんでお節介できる人、お節介してもらえる人」
支援力と受援力を持っている人が原さんの考える「地域子育てサポーター」だとおっしゃっていました。
私たちは地域の中の一員として、助けたり・助けられたりして生きていることに一見すると気づかないものなのですが、
意識してみると、だれもが「地域子育てサポーター」になりうるのです。
講座では、だれかを手助けする際に、自分に自信がもてるように知っておいたらよいと思う知識や、
だれかを理解できたり、配慮できたりすることなどをお伝えしています。
また、料理や掃除など実質的な知識や技術が見につくような内容になっています。
8回連続講座に参加者には、今後a littleの家事サポートのスタッフとしても登録いただけます。
(すでに2回終わっていますが、これからでも申込可・終わった講座に関しては議事録をお渡しします)
ぜひ、一度、私たちの講座をのぞいてみてください。
(文・大和陽子)

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