昨年度の市民企画講座「北欧のくらしと『自分をもつ』生き方」につづき、
今年度は
「生きづらさを考える~子どものために今大人ができること~」
を開催します。
a littleの活動や、子どもの育ちに関わる中で、
「生きづらさ」を感じることがたくさんあります。
この「生きづらさ」はどこからくるのだろう?どうしたらいいのだろう?
そんな思いから講座を企画しました。
「生きづらさ」を感じるということは
人権が守られていない、ということです。
本来、ひとりひとりの「生きづらさ」は我慢するものではありません。
そこに耳を傾けることから、私たちは社会構造や制度の問題を考え、変えていくことができます。
大人と同じように、子どもにも人権があります。
1994年、国連子どもの権利条約が日本で批准されました。
・「子どもの最善の利益」が考えられること
・「自由に意見を述べる権利」を大人が確保すること
などの大切な権利が保障されています。
ですが、実際に私たち大人は
「子どもの最善の利益」を大切に、
子どもの「意見表明権」を確保しているでしょうか。
私自身、子ども時代を思い起こすと、
自分の意見を述べ、そのことで事態がよくなったという経験を積んでいません。
そのことが、社会に対するあきらめや「生きづらさ」につながっているのでは。
今回講師にお招きしている桜井智恵子さんの著書『子どもの声を社会へ』を読み、そんなことを感じました。
日本で最初の子どもオンブズ(川西市)の立ち上げに関わり、
たくさんの子どもの声を聞いてきた桜井智恵子さんのお話を聞き、
一緒に、「生きづらさ」を生み出す社会構造や制度の問題について考えてみませんか。
日時:2019年2月23日(土)10時~12時
場所:男女共同参画センター ウェーブ 411学習室(西宮市高松町4-8 プレラ西宮4階)
講師:桜井智恵子さん(関西学院大学大学院 人間福祉研究科教授)
参加費:無料
申込み:男女共同参画センター ウェーブ 0798-64-9495
☆講座に関する問い合わせは
a little 090-5557-9783
alittle.infomail@gmail.com