【講座報告】地域子育てサポーター養成連続講座⑧産前産後ケア講座Ⅱ

研修を終えてパチリ 前の右から2番目が南さん

3/21(木祝)地域子育てサポーター養成連続講座Ⅱを開催しました。

連続8回講座の最終回は産前産後ケア講座Ⅱ。

助産師の森田輝さんをお招きして、赤ちゃんについてじっくりお話を聞きました。

連続受講してくれたSさんの感想です。

「地域子育てサポーター養成講座の最終回『産前産後ケア講座Ⅱ』に参加しました。

 講師は第一回を担当してくださった助産師の森田さんでした。

ただただ赤ちゃんの力のすごさに驚きながら、話を聞いていました。

 森田さんは初め、育児グッズの変化についてお話しされました。

年々育児に便利なグッズが増え、楽しく子育てができるようになりました。

その一方で、我が子との関わりにも変化があるのかと思いました。

泣いたらバンボに座らせる、

泣いたらDVDを見せる、

忙しい母親にとってはとても便利で、

その間に家事や用事ができます。

私もその一人でした。

会話の数で言うとどうでしょうか。

その間、我が子と会話をすることはあまりないかもしれません。

ご機嫌でいてくれてるので。

森田さんはお互いに負荷をかけることが大事だとおっしゃっていました。

泣いていると抱っこしてしまいがちですが、

そこを我慢し、

子どもにも頑張ってもらい、

泣いている間、

「待っててね」「これが終わったらいくね」

と声をかけます。

この時、「これを早く終わらせて早く抱っこしたい」という気持ちになります。

ようやく抱っこできた時、

「よく待てたねーえらいねー」と高いトーンの声で抱っこをし、

子どももほめられ、抱っこしてくれた人の温もりをより感じるのでしょう。

双方にとって、とても心地よい気持ちになります。

サポートに入った時、できるだけ泣かさないようにして、

抱っこして、あわよくば寝てくれたら。。と思っていました。

しかし、逆でした。

サポート中は起きておいてもらって、

サポート後に母親と一緒に寝てもらうほうがいいということでした。

サポート後も子どもとの時間は続くので、

その時間をストレスなく過ごすために、

サポートの仕方も考えなくてはいけないと感じました。

  後は、赤ちゃんの運動についてお話しされました。

新生児は、何もできない存在ではなくて、動きたい力がすごいあるなと学びました。

  今回は、赤ちゃんの力に特化してお話しされてましたが、

乳幼児期、学童期にも通じるお話だなと思いながら話を聞いていました。

「待つ」ことはほめるきっかけを作る、この言葉が印象的でした。

親はどうしても

辛くないよう、失敗しないように先回りをしがちですが、

我が子の力を信じて待つことを

サポートに入った時、その姿を見て感じてもらえたらと思います。

  8回連続講座を受講し、いろいろな講師の先生方のお話を伺いました。

自分の子育てのヒントにもなりました。

サポーターとしては、その方に寄り添う伴走者でありたいと思います。」

Sさん、ありがとうございました。

講座の最後には、修了証と記念バッチをお渡ししました。

講座をとおして、

子育て中の女性に寄り添うたくさんの知識やヒントを得ました。

それは、自分のしんどさを振り返ることでもあり、

身近な誰かのしんどさに思いを寄せることでもあり、

そして、自分はひとりではなく、

誰でも長い人生の中でしんどいときがあり、

そんなときに支え合いたい、助け合いたいと思っている人が今ここにいる

と思える時間でした。

今回連続受講して下さった方は8人。

そのうち何人かは、a little の家事サポートスタッフとして活動してくれています。

助け合いのつながりが広がりますように。

☆来年度も地域子育てサポーター養成講座開催します☆

(kyoko)