~収納のコツ~
a littleの家事サポートでは産前産後の母親がゆったり休めるように家事のサポートに伺うことが多いのですが、ときに「収納」や「掃除」などを依頼されることがあります。 今回、サポートの入ったスタッフは、整理収納のアドバイザーの資格をもち、普段から物事を整理するのが上手な人です。 収納のコツがちりばめられていますので、整理収納に困っている方は、ぜひご参考になさってください。
<子ども部屋を作る!>物の仕分け
今回のサポートは、子ども部屋つくりです。今までリビングで勉強したり遊んでたりしていたお子さんの物を一部屋に集め、子ども部屋をつくりたいとのことでした。
Sさんのおうちは大きな一軒家です。たくさん部屋もあるのですが、いろいろな物がいろいろな部屋に置かれていたので、まず最初のサポートではお子さんの物の量を把握して大まかなレイアウトを考えました。今回子ども部屋に使用する部屋にも、お子さんの物以外の他のものがいろいろと置いてありました。元々Sさんの実家だった家ということで、今は同居してない家族の物なども多くありました。置く場所があることでついついそのまま置いてしまうということはよくあることで、こういう時におうちの物を見直すのはとてもいい機会だと思います。
そこで今回はまず物の仕分けをしていきます。
この部屋に置いておく物、他の場所に移したほうがいいもの、手放すか考えるものにわけていきます。
しかしこの作業が中々大変です。
Sさんも初めは使うかな?もういらないかな?とゆっくりとわけていきました。
そんな時考える参考にして欲しいのは、
使える、使えない、でわけるのではなく、
使ってる、使ってない、でわけることです。
まだ使えるからと置いてしまいがちですが、これが物が多くなってしまう原因になってることが多いのです。
はじめはあれこれと迷っていたSさんでしたが、勢いがついてくると次々とわけていかれました。そしてだいたいの物の量がわかってきました。
次は収納の計画です。
今回子ども部屋にする部屋には押入れ半分が二つあるお部屋で、子ども部屋には充分な広さと収納がありました。でも押入れには収納用品がほとんどなく、空間が余ってしまっていました。Sさんは、どんな収納を買って、どのようにつめればいいのかがわからず、収納が買えないとのことでした。
こういう悩みをお持ち方も多いと思います。
何もない押入れに、何をどういれればいいのか、いろいろなやり方があって迷ってしまいますよね。
私が今回おすすめしたのは押入れの下の段を全て引き出し式の収納を入れてしまうやり方です。
これなら特にテクニックがなくても どの引き出しに何をつめるか考えるだけで、きれいに納めることができます。使う収納用品は引き出しごと交換できる相互性のあるものがおすすめです。そうすれば衣替えも引き出しの位置を変えるだけでできてしまいます。
今回は無印良品のポリプロピレン収納ケースを使いました。 押入れのサイズにきっちりと収まるのも利点です。