東日本大震災からもうすぐ9年を迎えます。
あの日から、世界は全く別のものになってしまったのだ
という感覚を今も思い出します。
原発について何も知らなくてごめんなさい
と眠る我が子の枕元で毎晩謝りました。
SPEEDIで予測された放射能汚染の状況が知らされなかったこと
当然避難できると思っていた人たちが避難できなかったこと
通常どおり、市民は水や食料を求めて並び、子どもたちの授業が行われたこと
いくつもいくつも驚きがあり、
「緊急時、国家は国民を守らない」
という言葉が現実のものとして理解できたのでした。
時は流れ、西日本に住んでいると、放射能汚染や原発事故のことに向き合う時間が減りつつあります。
でも、福島で起きたこと、今起きていることは
どこで起きてもおかしくありません。終わったことでもありません。
権力の前にいのちや人権が軽んじられる状況がずっと続いています。
今回、福島の会津放射能情報センター代表の片岡輝美さんが来阪されるのにあわせ、a little にもお越しいただけることになりました。
センターの活動は、医師による健康相談や、しゃべり場開催、保養プログラム主催、線量の測定など多岐に渡ります。
片岡さんたちは徹底的にひとりひとりの不安に寄り添い、
安全かどうかは自分たちが決める
との思いで活動されています。
片岡さんから福島の「今」のお話を聞き、私たちになにができるか考える時間になりましたら嬉しいです。
【a little 社会の時間】
3.11東日本大震災を振り返る~福島の「今」からいのちに向きあう~
日時:2月10日(月)13時~15時
場所:西宮市男女共同参画センターウェーブ413/414
定員:30名
参加費:会員500円 非会員800円
☆託児若干名あり お問い合わせください
お申込みは参加ボタンを押していただくか
メールでご連絡ください
alittle.infomail@gmail.com
(kyoko)