コープこうべ虹の賞授賞式

a little の活動を表彰していただきました!


金曜日は「コープこうべ虹の賞」の授賞式へ。

「コープこうべ」と聞くと思い浮かぶ顔が何人もあって、
緊張もなく授賞式の会場へ向かいましたが、会場の中はスーツ姿の人がたくさんいて、きちんと舞台があり、じわじわ緊張してきました。

「コープこうべ虹の賞」は
心豊かにくらせる地域社会づくりに貢献している個人や団体を表彰しています。

今年度、80団体以上が推薦され、a littleは奨励賞を受賞しました。
a little 以外にも14団体が表彰されました。


西宮に住んで19年、コープはとても身近な存在です。
安心できる食材を購入できる、という認識はありましたが、今回授賞式に参加し、もっと広く、よりよい社会をつくるための組織なのだとあらためて気づくことができました。


授賞式では、代表のゆうこさんがスピーチをし、2分間でa little の活動を伝えてくれました。

スピーチの内容はこちらです。
↓↓

「本日はありがとうございます。
a littleの代表をしています。 さかぐちゆうこです。
a littleは子育て世代の女性が中心になり5年前に発足し、
昨年の9月にNPO法人になりました。
すべての人が生涯を通して自分らしくいられる社会を目指して活動しています。 私たちの生きてきたキャリアをいかし、
私たちのできることで、誰かの役に立つこと、
今ある行政サービスのなかでこぼれ落ちてるものを何か?
との視点で何をするかを0から考えました。
小さなおしゃべりかいやワンディカフェなどを繰り返し、
たくさんの産前産後のかたに出会い、
それぞれにシリアスな問題を抱えていることが分かってきました。
家事サポートにも入っていますと 一見元気そうでも、
実はギリギリのところで孤独な子育てをしている方もいると見えてきます。
私たち自身も経験したことです。
安心して語れる場所が欲しい、
育児や家事を手伝ってくれる身近な存在が欲しいと。
核家族化も進み、親子だけの世帯が多い上に、西宮市は転勤族の多い町です。 産前産後と孤独な子育てをしている女性が多くいます。
何かあったときに助けてくれる人がいるんだという
安心感をもってもらえるように、小さな声にも耳を傾けるようにしています。 大切にしていることですが、それは関わってくれているメンバーが活動を通して、自分と向き合い、エンパワーメント出来るように支え合うことです。
嬉しかったことですが、たくさんありすぎて何をお話ししたら良いか分からないくらいです。
支え合うことで、心にスペースが出来ると、人は勇気が湧きます。
勇気が出るとエンパワーメントします。
その瞬間に何度も立ち合いました。
こんな私にも何かできるのでは?と気づくことができたと。
まだまだ手弁当の活動ですが、それがご褒美だと思っています。 」

後半の交流会では、いろんな方が声をかけてくれました。

活動をはじめて5年、私も私の言葉でa little を話すことができるんだと実感できる時間でもありました。

同じ阪神間でよりよい社会を目指して活動している方たちが集まり、安心できる空間を作ってくださったコープこうべさんに本当に感謝です。

これからも、ひとりひとりが生きやすい社会を目指して、安心できるつながりができる活動を続けていきます。

(kyoko)