「もうひとつの両親学級~」2人で子育て、みんなで子育て~」2020開催しました!

コロナの影響で開催できるか冷や冷やしましたが、11月21日に無事開催できました!!コロナの影響で様々なマタニティセミナーや両親学級が中止になるなか、孤独や不安を抱えているご家族も多かったと思います。七組の夫婦と共に半日かけて産前産後の過ごし方を考えました。

まずはじめのブースはバースプラン作りです。リトル独自のバースプランはお産のその日のことだけを考えるものではありません。産褥期(産後一ヶ月までの養生期間)の過ごし方を軸に妊娠中に準備する事を見つめます🌸家族の形が変わるとき、喜びが大きいことと同じだけのストレスもかかります。家庭の数だけ、お産の形があります。二人で一緒にバースプランを立てることで、【世界にひとつだけ】のバースプランが出来上がります。

課題が見えてきたら次は相談ブースへ

育休取得についてほとんどの男性が男女共同参画センターブースで相談をしていました!
保健師 相談ブース
子育てコンシェルジュ 相談ブース
a little 相談ブース
助産師 相談ブース

⭐助産師⭐保健師⭐子育てコンシェルジュ⭐男女共同参画推進課職員⭐a littleと5つのブースが準備されていてあらゆる相談が出来ます。

展示コーナー
育休パパの声を集めました
子育て広場マップ

展示ブースでは、◯産褥部屋の再現◯育休パパの声◯産後サポートの利用例◯お産時に役に立ったグッズ◯夫(妻に)にかけられて嬉しかったこと◯赤ちゃんグッズなど、リアルな声や情報が満載です。妊娠中はリアルな産後を想像するのは難しいですが、生の声は響きますよね❗

産後の新しい家族の形をイメージして、マタニティフォトを撮り、その写真の横には、メッセージカードに今の思いを書き記します。コロナ対策で別日に設定した、父親のための料理教室、マタニティヨガもありました。幸せそうなカップルを眺めながら、どうか健やかな産後を過ごして欲しいと思うのです。

・市民協同推進課・地域保健課・子育て総合センター・男女協同参画推進課4課の協力を得て、実施したこのイベントは孤立しがちな妊産婦とその家族が西宮の行政サービスとつながり地域とつながることで育児不安、産後鬱、児童虐待、産後クライシスを防止することを目的としています。

a liitle が出来ること名前の通りほんの少しですが、民間だからこそできることもあります。同時に行政にしか出来ないこともあります。

行政サービス、民間サービスとサービス提供者がつながり切れ目ない支援へつなげていくことをご理解いただき、このコロナ渦の忙しい行政の仕事の中ご協力いただいた行政職員のみ方々、準備から片付けまでしてくれたボランティアスタッフ、助産師協会、皆様に心から感謝しています。

長い人生の中で誰にでもしんどくなる時があります。産前産後もしんどくなりがちな時期ですから、「しんどいって言っていいんだよ」「一人じゃないよ」「どうしたら健やかな産後を迎えれることができる一緒に考えよう」そんなこえが届いていると、しんどくなっても大丈夫!乗り越えることができます。 

a littleの活動の中で多くの産前産後の人に出会あってきましたが、「産後こんなことが起きるなんて知らなかった!」「夫婦で知っていたら違っていたと思う、もっと早く知りたかった」とみな口を揃えておっしゃいます。そんなみなさんの声を形にしたのがこのイベントです。父親、母親になっても、自分らしさを担保しながら生きていく自分らしい人生をすべての人へというと大袈裟ですが、親になってもならなくても、どんな背景や個性があっても誰もが自分らしい人生をおくれる社会にしたいやっぱりそう思うのです。

参加者の声をアンケートで集めました。嬉しいことに満足度は80~100点と高いものでした。

〇相談先を知ることが出来、安心を手に入れました。

〇パートナーと参加することで足並みを揃えれた。

〇わからないことばかりだったけれど、具体的に何を準備したら良いか分かった。

〇産後1か月の産褥期に母体を休ませないといけないことが知れた。

〇先輩ママパパの声を知ることが出来た。

〇もっと相談したいと思った。

〇妊娠中に子育て広場に行ってみます。

〇妊娠中にファミリーサポートセンターやヘルパーの利用登録します。

〇身体を大切にしようと思います。

〇育休取ります!byパパ

共通の課題もありますが、家庭によってそれぞれに違う課題があることをバースプラン作成で気づき、問題解決を自分たちで考えていくきっかけになったことと思います。家族で力を合わせ、足りないところは行政サービスを利用し、民間サービスを活用して健やかな産後を過ごし、子育てを楽しんで欲しい。あっという間に過ぎてしまう産褥期を味わい母親父親になっていって欲しいと思います。

子どもを授かったら同時に親になれるわけではありません。子育ては親育ちです。子育てしながらだんだん親になっていくと考えます。想定外のことが起きるのが産前産後です。多くの情報を得て、なるべく健康を守り、赤ちゃんが安心して生れてこれるように準備を整えることは親として1番最初にできるプレゼントですね。

コロナの影響で産み控えも始まっています。西宮で出産して良かったなと一人でも多くの方に感じてもらい「子育てするなら西宮」「子ども産むなら西宮」と言ってもらえるよう施策を進めることが求められていくと思います。

参加してくれた未来のママパパ、協力してくださったすべての皆様へ

本当にありがとうございました!!

※コロナ感染対策を行い実施しました。□スタッフはマスクとフェイスシールド装着□人が入れ替わるときには除菌□各ブース手指消毒□相談ブース、受付はアクリルパーテーション設置□2週間以内に発熱のあるかたは入場不可□人と人が近くならない展示案内□換気□時間短縮□人数制限

(ゆうこ)