仕事、子育て、自分の時間〜アメリカの女性の場合〜

先日アメリカから5歳年下のいとこが単身来日しました。6歳と3歳の娘を夫に託し、母の故郷日本に10日間の1人旅です。夫はそのために10日間の休暇をとって娘たちとの時間を過ごすと聞き、さすがアメリカ!と思っていたのですが、聞いてみると、いとこ自身、産後にいろいろな悩みにぶつかってきたといいます。

アメリカでも、全ての男性が家事に協力的というわけではありません。女性は産後とても早い時期に働くか働かないかの選択を迫られます。そして働くと決めると、長時間子どもを保育所に預けることになります。いとこは働かないという選択をしました。彼女にとっては子どもと過ごすことはかけがえのない時間ではありましたが、夫や子どもが一番、自分のことは後まわしという生活で、どんどん自分に自信がなくなっていったそうです。そんな時、彼女は膝の手術で入院することになりました。数日間の入院を終えると、子どもたちがすっかりお父さんを頼りにし、夫も自信をつけていたのです。そんな経験が今回の来日につながりました。

彼女は我が家に滞在している間、「大丈夫。子どもとお父さんだけの時間も大切よ。彼らにもあなたも自信が必要よ。いつでも一人でアメリカにきてね!」と何度も鼓舞されました。自分をもつ」生き方とは?またまた考えさせられた時間でした。(坂本)

☆男女共同参画センターウェーブ2017年度 市民企画講座
『専業主婦がいない!?スウェーデン北欧のくらしと「自分をもつ」生き方』
12月2日(土)13時半〜15時半
西宮市男女共同参画センター411学習室
参加費 無料
託児 10名まで

お申込み受付方法は申し込み開始しました。
西宮市男女共同参画センター 
電話にて 0798-64-9495
お名前、電話番号(ファックス番号)、年代、託児のお申込みがあれば1歳半~就学前まで

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