おしゃべり会開催しました「震災をふりかえる」

2/5(月)おしゃべり会を開催しました。

テーマは「震災をふりかえる」。
9名の参加がありました。
毎年この時期になると、震災を振り返る機会がたくさんあります。
1.17には子どもの小学校で震災集会があります。
そして、小学校の6年生の読み聞かせボランティアの時間に、ふくしまの絵本を読みます。
広島に修学旅行に行き、1年間平和学習をしてきた子ども達に、
7年前に起きた原発事故のことを話します。
「戦争がなければ平和なのかな。」
「ふくしまの人達、故郷を離れなければならなかった人達にとって、今は平和なのかな」
という気持ちをこめて。
3.11には子どもたちと保存食を食べたり、キャンドルを灯して震災を振り返る時間を持ちます。

さて、a little でもおしゃべり会でそれぞれの震災を振り返りました。
まずは自己紹介をしながら、それぞれの震災の思いを話しました。
阪神淡路大震災のことを話す方もいれば、東日本大震災のことを話す人もいます。
原発や東北を舞台にした絵本も紹介しました。
そして、まだ誰かと震災の話を共有できない人たちもいる、ということにも思いを寄せました。
戦争と同じで、終わっていない思いの人たちもいる、そういうことに思いを馳せることができたのも貴重なことでした。

それからそれぞれが持ち寄った保存食を試食しました。
やっぱり日常で食べるにはどれも味が濃く、
ハンバーグやさばの味噌煮はあまり食がすすみませんでした。
ふつうのさば缶のほうが味付けがおいしい、というのが大方の意見でした。
お湯で温めるごはんにさば缶をまぜるのもおいしかったです。

防災バッグの中身もシェアしました。
電池がはいっていないライトがあったり、
ペンのインクが切れていたり、
賞味期限がきれていたり、
ジップロックに穴があいていたり…
年に一度の点検が必要だと感じました。
阪神淡路大震災の時、私は大学生で東京にいました。
たくさんの学生がボランティアをしていたのに、
ためらい行動できなかった自分を思い返し、
その後ずっと後悔しました。
東日本大震災と福島の原発事故の時、
子どもたちはまだ小さくて、
毎晩枕元で涙を流して謝りました。
何も知らなくて、
原発事故を防げなくてごめんなさいと。
あの日から社会の問題と自分の問題がつながりました。
毎年この時期になると、
私は子どもたちにもう二度と謝ることのないように
考えているか
動いているか
と自分自身に問いかけます。
(kyoko)
















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