☆開催しました☆[ジョンソン&ジョンソン助成企画]地域子育てサポーター養成連続講座~コミュニケーション講座Ⅰ~

6/21(木)にコミュニケーション講座を開催しました。
講師の原康子さんは、今回のジョンソン&ジョンソンの企画について一緒に考えてきた仲間です。
康子さんの講座の内容は対話型コミュニケーションを学ぶことでありながら、
「地域子育てサポーターとはなんだ?」と考えさせてくれる内容が随所に盛り込まれていました。
参加してくださったKさんのレポートをご覧ください。
☆地域子育てサポーター養成講座②
~コミュニケーション講座Ⅰ~
認定NPO法人ムラのミライ原康子さんによる「コミュニケーション講座Ⅰ」に初参加させていただきました。
原さんは国際支援で赴任したインドで、出産子育てを経験。五才まで育つ確率が低いこの国では子どもはまさに神様の子。みんなで育てようと、地域の人々がそれはやかましいほど?に助けようとしてくれたそうです。
ところが日本に帰ってみると、ワンオペ育児、産後クライシス、そんな現状が。子育てまでも孤独にしなきゃいけない社会なの!?
alittleが目指す助け合いの輪を広げるためにも大切な、人と人とのコミュニケーション。インドの地域づくりに取り組む中で活かしてこられた「メタファシリテーション」の技術を、今回は伝授して下さいました。
「メタファシリテーション」とは、コミュニケーション不全を防止して、相手に寄り添うための対話法。「人が自ら決断して問題の分析に向かうよう、側面から支援する」ことを目指す方法。
この対話は「事実質問」が基本。
まず「事実」とは、実際に起こった出来事であり「感情」や「考え」とは区別すること。
また、その質問にはルールがあり、いつ、何、誰、どこ、どのくらい、どのように、と事実だけを聞くこと。
何故?どう?と考えや気持ちを聞くことや、ふつうは、みんなは、というような一般化する言葉は避けること。
なぜなら、どう?なぜ?と聞くと感情が出てきて、事実を共有するまでに時間がかかってしまうからだそうです。
何?事実質問?ふむふむ~。事実と感情と考えを区別する!まずそこから新鮮な体験。!
さらにグループワークでお互いに「事実質問」をしあう練習。
まず質問者。これが、とっても難しい。。
普段は、いきなり相手の気持ちを聞こうとしたり、一般論や自分の考えなどをつい挟むことをしてきているから、頭で考えすぎて、すんなりと質問が出てきません。。これは訓練が必要だぁ。。。
一方、聞いてもらっているほうは、状況をよく思い出そうとしたり、自分に集中して話せるためか、頭の整理ができるというメリットが!!なるほど~これが事実質問なんだな!
今回は入門編でしたが、また次回の講座Ⅱが楽しみです。原先生ありがとうございました!

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