「パートナーシップと子育てのよい関係」開催しました。

9月9日(日)に「パートナーシップと子育てのよい関係」の第2回目を行いました。


1回目開催時に妊娠していた二組が、出産を終えて赤ちゃんと一緒に参加してくれました。また、出産を間近に控えたご家族のご参加だったり、お子さんが1歳過ぎた方のご参加がありました。それぞれに時期や経験は違う人たちが集まりましたが、どの方も「新しい命」と向き合い、ココロと身体、生活の変化に少なからず戸惑いも抱えているみなさんでした。

そこで第一部では、ペアになりボディワークを行いました。身体に触れることでお互いを改めて気づかい、自然なコミュニケーションが取れます。何よりも疲れた身体にマッサージを施すことで身体が温まり疲れをいやすことができたようです。妊娠・出産は、新しい家族を迎え嬉しいのだけれど、緊張しっぱなしの状態が続いています、この時間ではみなさん、少しゆるむことができたようです。

第二部では、妊娠期から出産後の今に至るまでのバースレビューをグループに分かれて行いました。この時期に何があったか、何を考えていたかを思い出しかき出しました。そして、一番印象に残っていたことをグループ内で語り、ほかの参加者はその話に耳を傾けました。それぞれの経験に違いはあっても、共感できることや気づきやいやしの時間になりました。

男性の参加もあり、グループ内に男女が混じって話を聞いたことで新しい発見があったようです。
男性参加者の感想:
子どもが無事に産まれてしまえばそれで全て済ませてしまう中で、出産前後の時期にお母さんたちが言葉にしにくい様々な葛藤を持っておられることが、出産に対する男女の違いのようなものを表しているようでドキッとしました。

女性参加者の感想:
男性の悩みや気持ちがわかってよかった。私自身も尾っとの考えにもう少し耳を傾けようと思った。


普段、夫婦で会話しているよういて、なかなか本質的なことは話せないものです。今回の講座では、他者も交えて話すことで客観的にお互いの違いに気づきもあったようです。講座のあとは、今後の家事分担についてしっかり話ができたという方もおられました。

出産は家族・夫婦にとって大きな変化をもたらします。その大切な時期をチャンスにして、パートナーシップを深めてもらえたらと思います。

第三回目はボディーワークを中心にした講座を予定しています。このシリーズの講座は講師の助産師、ヨガインストラクター、産後うつのアドバイザーが参加し講座を作っています。また、参加者が夫婦の時間をしっかりとれるように託児を設けています。託児ボランティアは、幼稚園・保育所の先生や託児ボランティア経験者、看護師さんなどが手伝いに来てくれています。子育てを夫婦だけで乗り切るのではなく、地域で支えていけるような社会を作りたいと思っています。この講座でも、その一歩として、多方面からフォローできるように工夫しています。ぜひ、ご参加をお待ちしています。(YOKO)


主催:a little・認定NPO法人ムラのミライ
後援:西宮市
※本講座は、ジョンソン&ジョンソン社会貢献委員会女性事業です。





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