【開催報告】地域子育てサポーター養成講座⑦料理講座

【開催報告】地域子育てサポーター養成講座⑦料理講座

12/15㈫の料理講座は、SPさんとして活動しはじめた4人が参加してくれました。今回はデモンストレーションの予定でしたが、サポート経験者のみの参加でしたので、希望者は材料そろえて一緒に作ってみることにしました。講師は会員であり、調理師として楽しい料理講座をたくさん開催されている西古屋由美子さん。家事サポートに実際にはいってもらったことはないのに、サポートにはいるSPさんの不安な気持ちも、利用者さんが人に頼る不安な気持ちも理解して講座をすすめてくれる由美子さん。

当日のメニューはリトルの家事サポートレシピ集の中から「豆腐ハンバーグ」をアレンジして、「豆腐団子のスープ」「さつまいもごはん」「いんげんのおかかあえ」になりました。どれも難しいものではないし、習わなくても作れるものですが、講師の段取り通りに作ると、なんともスムーズ。

「え、40分で作れたの?」

「晩ごはんのしたくが終わった!」

と喜びの声があがりました。

こつとちょっとした工夫を聞き実践すると、味もすこしていねいな、いつもとすこし違う味わいになります。(私も夜におかかあえをブロッコリーでアレンジしましたが、子どもたちに「これおいしい」と言ってもらえました)料理のハードルをいくつか下げてもらえる時間になりました。「私のあじつけでいいのかな。」「いつも適当だし。。」「調味料がちがって不安」などなど、家事サポートに入るときのSPさんたちの不安です。でも、利用者してる方からは「外食も総菜もあるけれど、家の材料で作ってもらう味は全然ちがいます!」こんな声を聞きます。

産前産後の料理ができない時忙しくてなかなか料理ができない子育て期いろいろな状況の中、冷蔵庫から野菜を出し、洗い、切り、調理する凝った味付けでなくて、そこまででもうじゅうぶん、助かるのです。そして作ってもらってるあいだのあの部屋にあふれる料理のにおいじゅっ、ぐつぐつ、とんとん、という音講座のあいだもあたたかさを感じます。たくさんの人にサポートする経験、サポートしてもらう経験をしてもらいたい、そんな思いを強くする1年でした。

(kyoko)