発達凸凹の講演会を終えて

先日、川西市の男女参画センターぱれっとで広野ゆいさんを講師に迎え「きちんと知りたい発達凸凹」の講演会を開催しました。

定員以上のお申し込みがあり、発達凸凹への関心の高さに驚きと同時に普段の生活の中では発達凸凹について「きちんと」知ることが難しいと感じました。少人数の会ではありましたが、開催できたことをうれしく思いますし、定員オーバーでご参加いただけなかった方には今後、学びの場を提供していきたいと思ってます。
(その後、12月7日に発達凸凹のおしゃべり会を開催。次回は2月を予定)
広野さんは、発達障害という言葉を使わず、発達凸凹という言葉を使っています。それには訳があります。広野さんは「発達凸凹は障害ではなく、発達凸凹に環境によって引き起こされた適応障害が加わることで発達障害になる」とおしゃっていました。
私はその言葉を聞いて、周囲のサポートがあれば、発達凸凹を持つ人も生きやすくなるのではないかと感じました。
とはいえ、発達凸凹がある人にとっては、日常生活の中で困難なことも多く、1日を終える頃には疲労困憊してしまうことがあるそうです。そういった特徴があることを知しらなかったのでとても驚きました。今まで発達凸凹の特徴のある人と接しているときに配慮が足りなかったと反省しました。まずは、発達凸凹はどんなものか。目の前にいるその人がどんな特徴を持っていて、何が苦手なのか、何を困っているのか、を知ることが大事。その上でサポートできることを見つけられるかもしれません。
どんな人でも自分らしく生きられる社会。そのために、いろんなことを知りたいし、大勢の人と共有したいと思います。今後、川西のぱれっとで定期的に「発達凸凹」をテーマにしたおしゃべり会を開催します。日程が決まったらお知らせします。次回は2月の予定です。
大和陽子

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