alittle2年の振り返り

「新しい働き方を探そう」「仕事を作ろう」と模索しはじめたのが2年前の初夏。

あれから走って、走って、走って。そして、あー息切れ〜、ぜーぜーして、また走って〜、という日々。
気づけば、みんなでそろって作戦会議をすることも少なく走ることだけが目的のようになりつつあった今日このごろ。
みんな真面目に、文句も言わず、走ってきた。
けど、一度立ち止まろう。「作戦練り直す時期だ」ということで今日は「今までを振り返る」だけの運営ミーティングをしました。
たった2時間程度で振りかえりきれるものでもなく、課題も出し切ってないのだけれど、
活動を振り返ってみて、私たちはただ走っていただけじゃなくて、
大きく成長したなと思えることや震えるような言葉がいっぱい聞けました。
「私は収入を得たい、と思って参加したのだったと思う。収入がないことで社会の中で自分が発言できる立場にないと思っていた。社会の中で対等にいるためには収入を得ていることだ必要だと思っていた。でも、2年経って、お金は得られていないけれど、考え方が変わった。お金を稼いでいなくても、私は発言してもいいと思えるようになった。今、私自身に満足している」
なんか、じーんと来た。
そう彼女はa littleの活動を通して、しっかりと自立した。
「孤独じゃなくなった」と言ったメンバーもいる。
私も本当にそう感じている。
人生ってしょせん自分だけのもの。誰にも理解できないもの。って思う時期もあったけれど、
なぜか今はそう思わない。仲間がいるからだと思う。
「自分のよいところ、悪いところが分かった。その上でみんが認めてくれる」と言ったメンバーもいる。
彼女は今年の始めに「運営メンバーをおります」と言ったことがあるのだけれど、やめれずにいた。
私たちは「ごまめ」(関西弁のニアンスわかるかな?)と呼んでいたけれど、
彼女は、「今日でごまめは終わります」と言って、運営メンバーに戻ってくれたのです。
a littleは「女性の自立を応援する」と言っています。
自立というと、何かに戦いを挑んでいるような言葉に聞こえる。「自己責任」とも捉えられるかもしれない。でも、少し違う。
「自分の望む生き方ができること」それが、自立なのだと思う。
a littleの活動は紆余曲折。まだまだ、赤ちゃんであかんたれだけれど、着実に成長している。
私自身のこと。うーん、成長しているとは言い切れないけれど、間違いなく2年前の自分よりも幸せだと言える。それを満足しているというのかどうか分からないけれど、迷いは日々あるけれど、今日を楽しんで明日に向かって歩いていこうと思っています。(yoko)

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